この記事では、陸上界で大注目の三浦龍司選手の強さの秘密やフォームについてまとめました!
2021年東京オリンピック3000mSC(障害)に出場し、日本人初入賞の7位を獲得した選手です。
これまでの記録もすごく、U18、U20、日本学生記録など様々な記録を持っています。
そしてなんと言っても三浦龍司選手のフォームや走り方の美しさが美しいんですよね!
三浦龍司選手がこんなに凄い記録を出せる理由はやはりこのフォームの美しさ、そして羽が生えているような肩甲骨なんです!
しかも強さの秘密は他にもあるんです。
そこで今回は、三浦龍司選手のフォームや走り方がすごいと言われている理由をまとめてみました。
また、肩甲骨を含めた強さの秘密もご紹介していきたいと思います!
[box01 title=”この記事でわかること”]
三浦龍司のフォームや走り方がすごい
三浦龍司の強さの秘密は肩甲骨だけじゃない!
三浦龍司のプロフィール
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三浦龍司のフォームや走り方がすごい!
三浦龍司選手のフォームや走り方がすごいと言われている理由を3点にまとめました。
- 顔や目線がまっすぐ
- 上半身のブレが少ない
- 腰を高い位置で保っている
ここからは詳しく解説していきますね。
①顔や目線がまっすぐ
顔や目線がまっすぐ向いているとフォームが綺麗に見えるんです。
ランニングの正しい姿勢には頭と首が関係しています。
そのため顔や目線がまっすぐを向いていると綺麗に見えます。
顔を斜め上にして走るとあごが前に出るようなフォームに見えます。
そもそも斜め前だと走りづらいですが…^^;
逆に目線が下に向いて走ると地面はみえますよね。
しかし頭が出るようなフォームになり猫背に見えてしまいます。
そのため顔や目線がまっすぐなのはフォームが綺麗に見えるんです!
ヘリすら味方につける三浦龍司選手の芸術的な走り#三浦龍司#全日本大学駅伝 pic.twitter.com/bRQlZhg54k
— Eine♫* (@Eine06) November 7, 2021
②上半身のブレが少ない
上半身のブレが少ないと綺麗なフォームに見えます。
陸上=下半身の鍛え方が凄いと私たちは思ってしまいがちです。
しかし上半身も大事なんですよ。
腕を振る=脚が出る
腕を振る事で脚が出るので、そのためには上半身の筋力がとても大事なんです。
そして上半身の筋力があるからこそ上半身のブレが少ないんですね。
上半身の筋力が少なくブレが多いと速く走れません。
3周目、まだ溜めている状態でもこのストライドの大きさ。
胸を張り、高く後ろ足をキックしてもまったく上半身がブレない。
ストライド走法とピッチ走法のいいとこ取りした理想の走りだ。ラスト1周、さらにストライドは広がり、芸術と呼びたい走りになる#三浦龍司 #関東インカレ#5000m pic.twitter.com/nt8o1DmBOR
— kyocyo陸上 (@kyocyo1) May 25, 2022
理想の走りと言われるぐらい上半身がブレていないですよね。
皆、三浦選手の走り方に惚れています。
ところで上半身の筋力で大事なところもお教えしておきますね。
腹筋
背筋
三浦選手のようになりたい方は、体幹と言われるこの2つを意識してみてください^^
③腰を高い位置で保っている
腰を高い位置で保つことは綺麗なフォームに見えます。
腰が低いとそれだけ膝も曲がっていることになるんですね。
膝が曲がると脚も出ないので走れません。
腰の高い位置で保つには猫背と同様、「頭が空から引っ張られる意識」を持ちましょう。
その状態を保つことで自然と背筋が伸び、腰高の正しい走り方が手に入ります。
また腰を高い位置で保つにあたって一つポイントとして「走っている最中、お腹を指で実際に突くこと」によって腹筋に力が入ります。
マラソンの正しい走りかたとしても腰を高い位置で保ちましょうと出ていますね。
ここまで3点紹介しましたが、速く走るにはとにかく姿勢が大事だということですね。
三浦選手の走り方はつまり教科書通りお手本のような走り方ということです。
ここまで教科書通りだとすごいと言われて当然ですよね!
三浦龍司選手
ラスト1周の水濠飛越・まだまだ余裕有り
・しなやかなフォーム
・足をかける際にコンパクトに畳む
・半円ではなく半楕円の軌道
・脱力する瞬間の間
・着水からの1歩目が速い
など筋力、走力の高さなどが高次的に融合しており、お手本のような飛越をラスト1周でできる競技力の高さ。 pic.twitter.com/0znUH64E9q
— Sushiman 🇯🇵 (@sushimankawarai) May 8, 2022
三浦龍司の強さの秘密は肩甲骨だけじゃない!
三浦龍司選手の強さの秘密は肩甲骨だけじゃありません。
強さの秘密を4点にまとめました。
- 肩甲骨
- 股関節の可動域
- バネ力
- ラストスパート力
詳しく解説していきますね。
①肩甲骨
三浦選手は、肩甲骨がとにかく凄いです。
肩甲骨は腕を振ることに大きく関係しています。
先ほど腕を振る=脚が出るとお伝えしましたよね。
その結果早く走れるわけです。
今夜の #newszero は
アスリートをスマホで撮影してくる #スマホで撮ってきました#陸上世界選手権 の代表に内定した #順天堂大学 #三浦龍司 選手を #安村直樹 アナが直撃🎤去年 #東京五輪 で7位入賞を果たした #3000m障害 の魅力に迫ります。武器のスパートを生む驚きの背中もしっかり撮れてます👍 pic.twitter.com/y3E6JUoK1D
— news zero (@ntvnewszero) June 13, 2022
三浦選手、肩甲骨ってこんなに出るの?と思うぐらい肩甲骨が出ていますよね^^
これを出来れば会場で見てみたいものです。
お恥ずかしい話ですが私は姿勢が悪く肩甲骨が片方完全に埋まっていました…。
肩甲骨=姿勢に直結するので健康のためにも鍛えたいと思います^^;
②股関節の可動域
三浦選手は股関節の可動域もすごいんです。
股関節の可動域を広げる事は、下半身への強化に繋がります。
その結果として走りやすくなっているんですね。
順天堂大学で指導する長門俊介監督は、股関節の可動域が大きくうまく使えていることが要因だと指摘します。
出典:NHKスポーツ
障害物があっても無いように走ることが出来るのもこのおかげなんです。
③バネ力
三浦選手の強さの秘密の3つ目はバネ力が凄いことです。
バネ力があるお陰で一歩を踏み出すスピードが人よりも速いです。
その一歩一歩が積み重なった結果、輝かしい成績に繋がるわけですね。
こちらは順天堂大学の長門俊介監督のコメントになります。
着地したあとに、すぐ次の動作に動けているのが、ほかの選手とは全く違う。身体能力の高さと持って生まれたバネですね
出典:NHKスポーツ
バネ力にもコメントしていますが、全体的な身体能力の高さに対しても高評価ですね!
READY STEADY TOKYO
3000mSC
三浦龍司選手 8:17.46 日本新‼️三浦選手は水濠の越え方が上手い。バネがある。
着地点は水濠の端なので水しぶきがあまり立たない。2歩目は水郷の外。スピードが落ちない。
キプラガットでさえ、ラストは水濠の中に足が入って、よろけてスピードを落としていた。 pic.twitter.com/VETsOTR5Er— 兵庫陸上 28 Athletics Report(ひょうアス) (@kusamo_saitaro) May 9, 2021
私たちでさえ多少の水でも足をとらてしまいますよね。
競技をしている人にとっても水ってスピードを落とす要因になりがちなんです。
しかし三浦選手、水濠のこえ方がうまいと言われています。
あれ?と思われた方のために3000mの障害をしますね。
まず1周の間に障害物が4回、障害物の先に水濠(すいごう)がある大障害が1回あります。
ニュースサイトなどで記事を読んでいて「水」とか「着水」なんて聞いた事ありませんか。
障害物だけなのになんで「水」って思われたかた多いと予想しますね。
そんな表現がある理由は「水濠」の後を指すんです。
それでこの障害物っていうのがかなり重たいです。
障害物の飛び方には2種類あります。
障害物に足をかける…足かけ
足を乗せない…ハードリング
足かけは体力の消耗は少ないけど足をかけるとスピードが落ちます。
ハードリングは足を乗せない分スピードは速いですが、着地の時の衝撃がダイレクトです。
三浦のハードリングのうまさは、手前でちょっと加速し、障害物を跳び越えていく点だ。水濠に関してもハードルを飛び越し気味に、後ろ足で押し出すように力を加え、遠くに跳んで、よりダメージが少ない姿勢で跳んでいく。確かな脚力がなければ、できない技術だ。
その為、このバネ力と股関節の可動域の力で楽に乗り切っているんですね^^
④ラストスパート力
三浦選手の強さの秘密の最後はラストスパート力です。
どこのタイミングでどれだけラストスパートへ力をいれるかが大事なんですね。
【#ゴールデングランプリ陸上 result 】
#TBS 系列で放送中🔥#男子3000m障害 💨
衝撃のラストスパート😱🔥三浦龍司が圧巻の優勝🥇
🥇#三浦龍司 8:22.25
🥈#フィレモン 8:27.27
🥉#山口浩勢 8:29.24 pic.twitter.com/Fm3rNpROlo— TBS 陸上 (@athleteboo) May 8, 2022
早すぎるとゴールする前にバテてしまいます。
遅すぎると他の選手がゴールしてしてしまいますよね。
三浦選手はこのラストスパートの判断がとにかくうまいんです。
徐々に終盤にいくにしたがって助走を加え、最後はスピードを上げて障害物を飛び越える形でフィニッシュに持っていくラストスパート。東京五輪テストイベント「READY STEADY TOKYO」では、最初の1000mは2分46秒だったが、最後の1000mを2分40秒で走破。このラストスパートが世界と戦うために必要な要素といわれており、その資質は十分。そして何より、見ていて爽快、かつワクワクする。
見ているこちらがワクワク出来るラストスパート力ってすごいですよね。
三浦龍司のプロフィール
三浦龍司選手のプロフィールをまとめてみました。
このあと‼️Live News α‼️‼️#出雲駅伝 の特集あります✨#順天堂大学 #三浦龍司 選手が登場✨ pic.twitter.com/t4dSV8lxtn
— フジテレビ陸上🎽10/10出雲駅伝 (@fujitvrikujo) October 7, 2022
名前 | みうら りゅうじ |
出身地 | 島根県浜田市 |
生年月日 | 2002年2月11日 |
身長 | 168cm |
体重 | 56kg |
高校 | 洛南高校 |
大学 | 順天堂大学 |
三浦龍司選手が陸上を始めたのは小学1年生です。
地元である浜田JSAに所属し長距離やハードルなどを楽しんでやっていました。
そしてその当時のコーチに3000m障害を勧められたんですね。
この種目は高校からの種目になります。
三浦龍司の高校時代の成績
そして高校から才能が大開花するので成績を紹介しますね。
2017年…京都高校総体3000m障害予選【1位】
2018年…京都高校総体3000m障害【優勝】大会新記録…8分52秒27
近畿高校総体3000m障害【優勝】
近畿高校ユース陸上競技対抗選手権3000m障害【優勝】
U18日本新記録、高校歴代3位…8分46秒56
2019年…織田幹雄記念国際陸上競技大会2000m障害【優勝】
U20とU18日本新記録
2020年…第89回日本インカレ3000m障害【優勝】大会新記録…8分28秒41
2021年…東京オリンピック男子3000m障害【7位】日本人初入賞
ここでは網羅しきれないぐらいの素晴らしい成績を収めています!
三浦龍司選手は優勝や大会新記録、U18、U20の記録を達成しています。
こんなに好成績を収めている三浦選手の目標は2024年のパリオリンピックで結果を出す事でした。
京都・洛南高3年時に思い描いていたのは「24年パリ五輪」だった。「出るからには勝負したかった。『出場する』ことを目標にしたくなかったから、東京の先を考えていた」。
出典:スポーツ報知公式HP
しかし、その前に東京オリンピックで日本人初入賞とキッチリ結果が出ていますよね。
ぜひとも次のパリオリンピックでは優勝して欲しいですね^^

まとめ
ここまで「三浦龍司のフォームや走り方がすごい!強さの秘密は肩甲骨だけじゃない!」と題してお送りしてきました。
■三浦龍司のフォームや走り方がすごい理由3点
- 顔や目線がまっすぐ
- 上半身のブレが少ない
- 腰を高い位置で保っている
■三浦龍司の強さの秘密は肩甲骨だけじゃない強さの秘密4点
- 肩甲骨
- 股関節の可動域
- バネ力
- ラストスパート力
三浦龍司選手は10月10日の出雲駅伝へメンバー入りも発表されています。
地元の駅伝ということで結果も出して欲しいですが楽しんで走って欲しいですよね。
今後の活躍がとても楽しみです!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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