令和初となる三冠王への期待がかかっているヤクルトの村上宗隆選手への注目が凄いですね。
年間50号のホームランを達成しました。
この50号って王選手や松井秀喜選手など凄い面々の記録と並びます。
ちなみに猛打賞の方でも好成績を叩き出しているんですよ!
こんな活躍ぶりを見ていると高校時代から凄い成績なのかなと思ってしまいます。
おそらく監督の評価もとても高かったことでしょう。
そこでこの記事では、村上宗隆選手の高校時代の成績や守備での活躍を調べてみました。
他にも高校時代の監督の評価や皆さんが気になる当時のドラフトの評価を調べてみました^^
村上宗隆の高校時代の成績(ホームラン)や守備ってどうだった?
村上宗隆の高校時代の監督の評価
村上宗隆のドラフトの評価が低かった?
村上宗隆の高校時代の成績(ホームラン)や守備ってどうだった?
村上宗隆選手の高校時代の成績(ホームラン)や守備は、目立った成績はありませんでした。
■甲子園出場回数…1年生の夏1回のみ
■甲子園の成績…4打数無安打で初戦敗退
■通算本塁打…52打
■ポジション…ファースト→キャッチャーへ
今の活躍からするとあまりぱっとしないなと感じますよね^^;
村上宗隆選手は5歳から野球を始めています。
そして中学校2年生の時には九州選抜に選ばれています。
それもあり、高校は強豪校の九州学院高校に進学しました。
ポジション変更については次で詳しくお伝えします。
高校通算本塁打は公式戦限定ではなく練習試合を含んでいるものなんですよ。
私は勝手に公式戦のみのものと思っていました^^;
高校通算本塁打歴代ランキングを表にまとめてみました。
順位 | 本数 | 名前 | 学校 |
1 | 111 | 清宮幸太郎 | 早実 |
2 | 107 | 山本大貴 | 神港学園 |
3 | 97 | 黒瀬健太 | 初芝橋本 |
4 | 94 | 伊藤諒介 | 神港学園 |
5 | 87 | 中田翔 | 大阪桐蔭 |
6 | 83 | 中村剛也 | 大阪桐蔭 |
7 | 73 | 岡本和真 | 智辯学園 |
8 | 71 | 高橋周平 | 東海大甲府 |
9 | 70 | 城島健司 | 別府大付 |
9 | 70 | 平田良介 | 大阪桐蔭 |
11 | 69 | 筒香嘉智 | 横浜 |
12 | 65 | 大田泰示 | 東海大相模 |
12 | 65 | 安田尚憲 | 履正社 |
14 | 64 | 清原和博 | PL学園 |
15 | 62 | 今宮健太 | 明豊 |
16 | 60 | 松井秀喜 | 星稜 |
16 | 60 | 中村晃 | 帝京 |
18 | 56 | 大谷翔平 | 花巻東 |
19 | 56 | 佐々木麟太郎 | 花巻東 |
20 | 52 | 村上宗隆 | 九州学院 |
19位の佐々木麟太郎選手の本数はセンバツ前時点のものです。
52本の村上選手、1位の清宮選手の111本を比べると倍近く違いますよ。
村上選手が1年から試合に出ていたので1年に17本ほど打っていた計算になります。
ホームランを打てるだけでも凄いのですが、表で見ると輝かしい成績とは言いづらいですよね。
一方、キャッチャーに変更したこともあり守備、強肩さではかなり良い評価を得ています。
- イニング間のセカンド送球は4度1.9秒台をマーク(余力あり)
- 無駄な動きのない小さなテイクバック
- 鋭い腕の振り
- 速くて正確なスローイング
- フットワークが良い
- 捕手としての守備は超高校級
そして村上が素晴らしかったのは打撃だけではない。キャッチャーとしても2.0秒を切れば強肩と言われるイニング間のセカンド送球では4度1.9秒台をマーク。しかも全力ではなく、コントロールを重視した送球でのタイムであり、まだまだ余力が感じられた。当時から187㎝、93㎏と堂々とした体格を誇っていたが、動きも軽快で、当時のノートにも「無駄な動きのない小さなテイクバックと鋭い腕の振りで、速くて正確なスローイング。フットワークの良さも目立ち、捕手としての守備も超高校級」と記している。プロ入り後すぐに内野手に転向したことが異例のスピード出世に繋がったと言えるが、捕手としても大きな可能性を秘めていた選手だったことは間違いないだろう。
出典:GOETHE 男性ライフ雑誌 goetheweb.jp
送球もうまく、守備も超高校級なんて凄いですよね^^
まずキャッチャーは守備がうまく、肩が強くないと出来ません。
・サイン通りの場所に球が来なくても受け止める事が出来ること
・絶対に後ろにそらさないこと(進塁され点に直結するため)
・盗塁でランナーをアウトにさせられるだけの強肩であること
この3点かなり大事です!
村上宗隆の高校時代の監督の評価
村上宗隆選手の高校時代の監督の評価は高かったようです。
また、今後の成長を考えて監督から捕手への転向を勧められました。
当時の九州学院高等学校の監督は、坂井宏安監督です。
酒井監督からファースト→キャッチャーへポジション変更を勧められるんですね。
理由は色々あるようですが大きな理由4点をまとめてみました。
- リードを覚えさせる事で最大の武器である打撃に役立つ
- 良いキャッチャーの元で投手が育つ
- チーム全体を見る事が出来るので、動きを指示できる
- 記憶力が良い
監督の意をかみ砕いた上でチーム全体を見て指示出来るのはチームにっても本人にとっても強い武器になります。
坂井宏安監督は村上選手についてこうコメントしています。
飛距離で負けないスラッガーである上に、駆け引き、試合の流れ、投手のリードなど、野球を俯瞰的にみる視点を植え付けるためにあえて、マスクをかぶらせた。打つだけではダメだ。村上を大きく育てるためにも、捕手というポジションは大事だった。
出典:高校野球ドットコム
坂井宏安監督は村上選手に対して抜群の評価を置いていたととれますね。
村上選手を高く評価し、将来への可能性を信じているからこそのコンバートだったのでしょう。
村上選手の最大の武器である打撃においてはこのような効果があります。
- キャッチャーを経験した村上選手がバッターボックスへ入る
- 自分がキャッチャーをしていたらこういう配球でアウトをとりにいくと考える
捕手を実際に経験することで、リアルに相手バッテリーの戦略を考えることができます。
必然的にヒットの数は増えるでしょう。
村上宗隆のドラフトの評価が低かった?
村上宗隆選手のドラフトの評価が低かった訳ではないが同世代が凄すぎました!
村上選手は結果的に「外れ一位」でした。
何故外れ一位になってしまったかというと同期に清宮選手がいたからですね。
ここで簡単に村上宗隆選手のプロフィールを紹介します。
2017 ドラフト会議
ヤクルトスワローズ 1位指名
九州学院 村上宗隆
プロフィール
187cm95kg
右投げ左打ち
捕手
50m6秒1
強打の大型捕手。
練試で左中間130m弾。
左方向への打球が伸びる。
二塁送球最速タイム1秒86。
高校通算52HR。 pic.twitter.com/9fkdF21f6s— おはる (@945_oharu) October 26, 2017
出身:熊本県熊本市
生年月日:2000年2月2日
身長:187cm
体重:95Kg
所属:東京ヤクルトスワローズ
2000年2月生まれという事で村上選手は2017年ドラフトです。
ドラフトの仕組みとして指名した選手が被ると抽選になるんですね。
そして最初の選手を獲得出来なかった球団の次に指名した選手=外れ一位になります。
2017年ドラフトにいた凄すぎた同世代=日本ハムファイターズ所属の清宮幸太郎選手です。
一位を総なめにし清宮選手にはなんと7球団から指名があったんですよ!
スーパーアイドルの清宮選手誕生の瞬間でした。
外れ一位ではありますが村上選手のスカウト陣からの評価は好評でした。
低い評価では全くありませんよ。
村上宗隆上位説をもっとはっきりと言いきった球団もあった。
「九州担当のスカウトが、終始徹底して“絶対、村上”でした。清宮の2倍練習して、ケガもしない、へこたれることもない……心身の強さが違う、あんなに練習できる高校生はいないって、すごい勢いでした」
ならば、どうして「清宮」だったのか?
「うーん。やっぱり、あの年は、清宮でしょうがない……みたいな、雰囲気がありましたね。野球界全体にとってのアイドル的存在っていうんですかねぇ」
出典:d メニューニュース
アイドルの影響が強すぎたドラフト会議になりましたね。
その為村上選手は結果的にドラフトの評価が低いように映る現象がおきてしまったんです。
今年の村上選手は本当に凄い活躍をしていますよね^^
ホームランに注目されがちですがホームランだけではないんです!
まとめ
ここまで「村上宗隆の高校時代の成績(ホームラン)や守備は?監督やドラフトの評価も!」と題してお送りしてきました。
・村上宗隆の高校時代の成績(ホームラン)や守備は目立った成績は無かった
- 甲子園出場回数…1年生の夏1回のみ
- 甲子園の成績…4打数無安打で初戦敗退
- 通算本塁打…52打
- ポジション…ファースト→キャッチャーへ
・村上宗隆の高校時代の監督の評価が高かったので捕手への転向を勧められた
- リードを覚えさせる事で最大の武器である打撃に役立つから
- 良いキャッチャーの元で投手が育つから
- チーム全体を見る事が出来るので、動きを指示できるから
- 記憶力が良いから
・村上宗隆のドラフトの評価は低かった訳ではないが同世代が凄すぎた
三冠王への独走状態が続いていますが最終的にどうなるかはまだ分かりません。
村上宗隆選手の活躍から本当に目が離せませんよね!
皆で応援していきましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。